受け継がれる技

伝えられる「技」

京都が世界に誇れるものが何かを考え、次の世代へと受け継ぎ、残していくことはとても大切なこと。

それとともに、技を受け継ぐことだけでなく、常に進化を求め、その進化の技も受け継いでいくことが、今とは違う未来へ残る伝統だと考えております。先代も先先代も絶えずその様なことを、考えてきたから「今」があると考えております。

だからこそこれからも、その想いを受け継いでいきたいー。

昨今、海外での大量生産化が進み、とにかく安い製品造りへシフトしている傾向にあります。モノ造りの伝統や匠の技も、大量の海外製品流入により引き継がれないケースが多々発生しています。

しかし、本当に良いモノを求めた時に、海外での安価な大量生産で本当に賄えるのでしょうか。本当に良いモノは、やはり代々受け継がれた伝統、匠の技でしか実現できないのではないでしょうか。

受け継がれ、進化しえちく伝統の技

御扇子調進所

御夏扇付け
御夏扇付け
御中啓親あて
御中啓親あて
扇子万力
扇子万力
御中啓付け
御中啓付け

弊社ではすべての工程を手造りにこだわっり行っています。手造りだからこそ可能な力の入れ加減、力の抜き加減、美しく仕上げるためのコツ、素材の特性を活かした技を使い美しく、素晴らしい逸品が仕上げられるのです。

親から子へ、子から孫へ、代々受け継がれた匠の技で、良い物だけを造り続けて参りたいと思います。